第一節 「こより」とは

紙縒りとは、細く切った和紙を撚って糸や紐のようにしたもの、と辞書にあります。
昔の人は、紙縒りのことを、紙撚、紙捻、紙麻、かうぞ、行李、こり、紙はな、紙楼、かみひねりなどと呼び、『かうより』より『紙縒り(こより)』に転じたものです。
和紙 細く切って 一本撚り
紙縒りを一枚の紙などで撚ったものを一本縒りといいます。また、ニ本(ニ筋)合わせて糸のように撚ったものを観世撚りといいます。
また、紙縒りを目的に合わせて何本も撚り、多本撚りにすることもあります。
目的に合わせて 観世撚り/二本撚り 四本撚り
紙縒りは小寄りに通じ、仲の良い友達が集まり「小寄りの輪」―語らいの場を作ることも意味しています。