FP継続教育セミナー情報

日本銀行を知る!金融政策の流れを掴んで先を読む
日本銀行の使命は、物価の安定を通じて国民経済の健全な発展に資すること。FPが知っておくべき日本銀行の全体像、金融政策の流れを掴み、先を読む力を養う。
- 講師上重 達夫
- 日時2025年11月29日(土)14:00~17:00
- 会場弊社セミナールーム [ アクセス ]
- 受講料5,500円(税込)
- 単位3(金融)
ファイナンシャル・プランナー 「ANDY FP事務所」代表 東大大学院修了(教育学修士) 1級FP技能士、CFP認定者、住宅ローンアドバイザー
1983年に日本銀行に入行、2024年の退職まで41年間にわたり勤務。主に金融機構局で、取引先金融機関に対する考査(立入調査・助言)業務に従事。このほか、調査統計局でアジア各国の経済調査、情報サービス局で日本銀行の広報を担当。支店勤務は、神戸・仙台・広島支店を経験。 この間、経済企画庁(現内閣府)に出向し、政府経済見通しを策定。
金融リテラシー関連では、広島県金融広報委員会事務局長を務める。
講師としては、広島大学社会人大学院非常勤講師を半年間務める。
日本銀行退職後、2025年に個人事業主として「ANDY FP事務所」を起業。主にライフプランに関する相談を行っている。ホームページには、お金や経済に関する様々なブログを掲載。アクセス数も多く、フォロワーも増加中。
内容紹介
(第1部) 日本銀行の金融政策は、金融・為替市場やマスコミだけでなく、国内・世界から常に注目を浴びています。でも、日本銀行の仕事はこれだけではありません。皆さんが毎日使うお金(日本銀行券)の発行、それ以外にも、もっともっと幅広く、金融システムや決済システムを支えています。日本銀行の仕事の現場を垣間見る広報用ビデオをみながら、クイズ形式で、生活を支える「日本銀行の機能と役割」を学びます。
(第2部) 政策金利を判断する金融政策にスポットを当てます。日本銀行が2024年に公表した「金融政策の多角的レビュー」を参考に、バブル崩壊以降の30年間に亘る金
融政策の流れを掴みます。同時にこれまでの金融政策によって生じる副作用を理解します。
(第3部) 最近の日本銀行の金融政策決定会合の結果や展望レポート、植田総裁の記者会見などから金融政策はどの方向に向かおうとしている