書籍詳細
- 判 型A5
- ISBN978-4-8283-0682-7
- ページ272ページ
- 発 行2017年10月15日
- 定価3000円+税
目次
第1部 企業会計制度の変遷
第1章 経済社会環境の変化と企業のアカウンタビリティ
Ⅰ 人的側面からみた企業の本質
Ⅱ アカウンタビリティの概念
Ⅲ ステイク・ホルダーに対する企業のアカウンタビリティの推移
Ⅳ アカウンタビリティの変遷とこれを促す要因-むすびにかえて-
第2章 分析の方法と基礎概念の変遷
Ⅰ 分析の方法
Ⅱ 領域別の変遷
第3章 資産評価基準の変遷
Ⅰ 問題の提起
Ⅱ 評価基礎の概念と分類
Ⅲ 資産評価基準の推移
Ⅳ 意思決定有用性と有用なる原価
第4章 繰延資産会計の変遷
Ⅰ 企業会計原則における繰延資産会計の推移
Ⅱ 企業会計原則と関係諸法令との調整
Ⅲ 繰延資産をめぐる概念と操作
第5章 引当経理の変遷
Ⅰ 企業会計原則における引当金会計の推移
Ⅱ 商法および会社法における引当金会計の特質
Ⅲ 資産負債観 対 収益費用観と引当経理
第6章 資本会計の変遷
Ⅰ 戦後におけるわが国経済社会の推移
Ⅱ 商法における資本会計制度の展開
Ⅲ 会社法における資本会計制度
第7章 財務諸表体系の変遷
Ⅰ 個別財務諸表体系の確立と発展
Ⅱ 連結財務諸表体系の確立と発展
Ⅲ 財務諸表体系の変遷を促すもの
第8章 企業会計原則、その現代的意義
Ⅰ 企業会計原則の成立
Ⅱ 商法会計とその経理の一元化
Ⅲ 国際会計基準の導入にともなう個別会計基準と企業会計原則
Ⅳ 企業会計原則の現在における有効性
第2部 人的資源、企業価値、のれん、長時間労働
第9章 資産負債観と収益費用観、その背景にあるもの
-財務情報の信憑性と実態開示-
Ⅰ 会計観の変遷
Ⅱ 資産負債観および収益費用観の特質
Ⅲ ”のれん”会計を通してみた2つの会計観
Ⅳ 2つの会計観の背景にあるもの-むすびにかえて-
第10章 企業価値と”のれん”
Ⅰ 財務諸表、とくに貸借対照表の性格と限界
Ⅱ 企業価値の概念と”のれん”
Ⅲ 企業価値の測定および”のれん”の背景にあるもの
-むすびにかえて-
第11章 人的資源と人材評価
-有能な経営者の質的特性の認識-
Ⅰ 人的資源情報化の意義
Ⅱ 人的資源、特に経営者の質的特性について
Ⅲ 優秀企業経営者の人物像
第12章 人的コスト説と人間資産説
Ⅰ 人的資源会計の構図
Ⅱ 人的資源の認識
Ⅲ 人的資源の測定
第13章 長時間労働と企業経営
Ⅰ 長時間労働の分類
Ⅱ 長時間労働の実態分析
Ⅲ 長時間労働の問題性と改善の方向