お知らせ詳細
第25回「ほんづくり大賞」の優秀賞を受賞しました(2026.2.18追記)
「こんなときどうする?ワーキングケアラーのモヤモヤを解消!
仕事と介護の両立サポートブック」
黒澤史津乃(くろさわ しずの)・大谷洋一郎(おおたに よういちろう) 共著
上記書籍が政刊懇談会が主催する「第25回『ほんづくり大賞』」で優秀賞を受賞いたしました。
(内容はこちら)
政刊懇談会(政府刊行物等普及強化連絡懇談会)は、政府刊行物を発行する出版社と全国官報販売協同組合が中心となって結成されました。「ほんづくり大賞」は、1年に1回、その年の刊行物の中から特に推薦したいタイトルを選定し、表彰しております。弊社では初の受賞となりました。
急速に進む高齢化社会の中で、「仕事と介護の両立」は今や誰にとっても避けて通れない切実なテーマとなっています。そのような状況下で、本書はまさに時代の要請に応える一冊として出版されました。
本書が数ある類書と一線を画しているのは、単なる制度の解説に終始せず、極めて実践的な視点を持っている点にあります。介護が始まる前のわずかな「予兆」への備えから、職場との具体的な対話方法に至るまでが丁寧に説かれており、読者が「明日から何をすべきか」を即座にイメージできる構成となっております。
さらに特筆すべきは、本書が介護に直面した個人や家族だけでなく、組織を支える管理職や人事担当者の役割にも深く言及している点です。介護を個人の問題として抱え込ませず、組織全体のマネジメント課題として捉えるための指針は、現場において非常に有益な示唆を与えてくれます。
まさに、個人と組織の双方が共倒れを防ぎ、共に歩み続けるための「必読書」です。
以上の通り、社会的な課題に対する深い洞察と、実務に即した卓越した具体性を高く評価し、優秀賞として選定させていただきました。
この度は、ビジネス教育出版の「仕事と介護の両立サポートブック ~こんなときどうする?ワーキングケアラーのモヤモヤを解消!」が、伝統ある第25回ほんづくり大賞にて優秀賞を受賞したとのことで、執筆者として大変ありがたく、そして嬉しく思っております。
私自身、仕事としてご高齢の方々が老後とその先を安心して迎える支援に長年にわたり携わってきており、この分野のプロのはずなのに、二年前と一年前に相次いで亡くなった両親のケアに直面したときは、大きく心を搔き乱されました。仕事の最中にみるみる溜まっていく認知症の母からの不在着信の嵐に、心が折れそうになる毎日でした。
親の介護(ケア)に直面したとき、仕事とうまく両立できるのが正解で、仕事を辞めてしまうことが悪いことというわけではありません。一方で、「親のために仕事を辞めなければならない」「仕事を辞めて親の介護に集中するのが親孝行だ」という思い込みや呪縛からは解き放たれるべきです。一番心地よい配分を探っていけば良いのです。
こうしたことを、ぜひ一人でも多くのワーキングケアラーとその予備軍の方々にお届けしたいと思い、本書の執筆をさせていただきました。
企画段階から執筆、出版に至るまで、ビジネス教育出版様には丁寧に根気強く寄り添っていただき、とても心強かったです。心より感謝申し上げます。
本書をお手に取っていただいた方が、親の介護(ケア)と仕事との両立で思い悩むことなく、心がスッと軽くなることを願っております。
